今回の緊急事態宣言を踏まえた国や東京都の指針の要点をまとめると、
1.在宅で仕事ができる人は、原則外出を控えること
2.但し、医療、公務員、小売、金融、交通等社会インフラを維持する人は働き続けること。
つまり制限はしているものの、引き続き多くの人が働く事を意味すること。
3.保育は休業要請が出ているものの、保育が必要不可欠な人には届ける必要があることが示されていると考えます。
以上の指針を前提とすると、
「みんなの学校の地域に生活するご家庭には働き続ける必要がある人がいて、同時に自宅待機を余儀なくされている人もいます」
にも関わらず、
「杉並区等行政は、保育園や学童保育自体を休園したり預かりの制限をしている一方で、外出自粛をする家庭へのケアまでは手が回っていない。さらに教育や社会化など子どもの成長に関する対応が示されていない」状況にあり、それぞれの立場の子ども・ご家族が大変ご不安に思っていると理解しております。
みんなの学校は、社会インフラの一つとして役割を果たしてきた自負もあります。
その中で、生活力や社会化など非認知能力の涵養に努めてきました。今回のコロナの様に不確実な状況下においても、その精神を貫徹するつもりです。
具体的には、
公的な行政サービスがどの様な方針だとしても、一生懸命働く皆さんをしっかり支えるために、コロナ感染防止策を講じながら預かりは継続し、お子さんには変わらずに「生きる力」を育むコンテンツの提供をしていきます。
また、自宅で待機する子どもが少しでも安心できる様に、ご家族とも連携を図りながらサポートしていくことを模索します。地域や小学校との連携、リソースの交換などは全く厭いません。
この大変な状況下でありますが、みんなの学校に関わる全ての人と共に、この困難を乗り越えて行ければと思います。
ご不明な点、ご不安、ご要望等ございましたら、お気軽にお問合せください。
みんなの学校
主宰 高橋和の助